地理・歴史 正法一千年について 仏入滅の次日より千年をば正法と申す。持戒の人多く得道の人これあり。『南条兵衛七郎殿御書』仏付法蔵経等に記して云く 我が滅後に正法一千年が間、我が正法を弘むべき人、二十四人次第に相続すべし。迦葉・阿難等はさておきぬ。一百年の脇比丘、六百年の馬... 2024.10.07 地理・歴史
人物 天照太神と八幡大菩薩について 地神五代の第一は天照太神 伊勢太神宮日の神是れ也。いざなぎいざなみの御女也。<中略> 人王は大体百代なるべきか。其の第一の王は神武天皇、此れはひこなぎの御子也。乃至第十四は仲哀天皇[八幡御父也]。第十五は神功皇后[八幡御母也]。第十六は応神... 2024.10.07 人物
宗義 唱題(南無妙法蓮華経)の意義について 末代濁悪世の愚人は、念仏等の難行・易行等をば抛ちて、一向に法華経の題目を南無妙法蓮華経と唱へ給ふべし。 『善無畏三蔵鈔』 問て云く 一文不通の愚人、南無妙法蓮華経と唱へては何の益か有らんや。 答ふ 文盲にして一字を覚悟せざる人も信を至して唱... 2024.10.07 宗義
四箇格言 四箇格言まとめ 問うて云く 日蓮聖人の御義は何様に立てられて候ぞや。答えて云く 惣じて法華已然の諸経を読み持つ人は無間地獄に堕つと申す。(※1)別しては念仏は無間獄。真言は亡国。禅は天魔の法門なり。凡そ天台宗(法華宗)の外は皆魔の眷属なり云云。問うて云く ... 2024.10.07 四箇格言
経典事 法華経とは 法華経は一代聖教の肝心、八万法蔵の依りどころ也。大日経・華厳経・般若経・深密経等の諸の顕密の諸経は震旦・月氏・龍宮・天上・十方世界の国土の諸仏の説教恒沙塵数也。大海を硯水とし、三千大千世界の草木を筆としても書き尽くしがたき経経の中をも、或は... 2024.10.07 経典事
人物 日蓮とは 日蓮は日本第一の法華経の行者也。『南条兵衛七郎殿御書』日蓮は閻浮第一の法華経の行者なり。天のあたへ給ふべきことわりなるべし。『別当御房御返事』日蓮は世間には日本第一の貧者なれども、仏法を以て論ずれば一閻浮提第一の富者也。天台智者大師、伝教大... 2024.10.07 人物
人物 釈尊とは 抑そも釈尊は我等がためには賢父たる上、明師也、聖主也。 『下山御消息』釈迦如来は此れ等衆生には親也、師也、主也。我等衆生のためには阿弥陀仏・薬師仏等は主にてましませども、親と師とにはましまさず。ひとり三徳をかねて恩ふかき仏は釈迦一仏にかぎり... 2024.10.07 人物
真言亡国 真言は国を亡ぼす悪法(3) 善無畏鈔 文永三年(1266)善無畏三蔵は月氏烏萇奈国の仏種王の太子也。七歳にして即位。十三にして国を兄〈このかみ〉に譲り、出家遁世し、五天竺を修行して、五乗の道を極め、三学を兼ね給ひき。達磨掬多と申す聖人に値ひ奉りて真言の諸印契一時に頓受... 2024.10.07 真言亡国
真言亡国 真言は国を亡ぼす悪法(2) 曾谷入道殿御書 文永十一年(1274/11/20)自界叛逆難・他国侵逼難すでにあひ候ひ了んぬ。これをもつてをもうに、_多有他方怨賊侵掠国内人民諸受苦悩土地無有所楽之処と申す経文合ひぬと覚え候。当時壱岐・対馬の土民の如くに成り候はんずる也。是... 2024.10.07 真言亡国
地理・歴史 日本国とは 夫れ以みれば日本国亦云く 水穂の国 亦野馬臺 又秋津嶋 又扶桑等云云。六十六国・二嶋・已上六十八ヶ国。東西三千余里、南北は不定也。此の国に五畿七道あり。と申すは山城・大和・河内・和泉・摂津等也。七道と申すは東海道十五箇国・東山道八箇国・北陸... 2024.10.07 地理・歴史