創価学会の喧伝文句に「勝利!勝利!」とあるが、一体何に対して勝利することが目的なのか?
ただ、自分たちの信者を増やして勢力を拡大し、敵対勢力を抑えることができたら勝利なのか?
そんな教えは法華経や日蓮の御書の中にあるか?
この世で勝利したとしても死んだ後、つまり、来世で無間地獄に堕ちてしまったら大敗北といえる。
「地獄なんか無い」「来世なんかあるか」と思い込んで、一向に現世ばかり見て後世を信じない者は、日蓮の弟子以前に仏教徒ですらない。
逆に、この世で惨めな生活を強いられ、貧しけれども信心を貫き、多くの嫌がらせに耐え、大難を受けて、皆から敗北したように思われたとしよう。
それでも、死後、霊山浄土に詣でて速やかに仏に成れたとしたら、これこそ真の勝利といえる。
現世に幸せを多く受けたかで勝ち負けは決められない。
それに、日蓮師の教えは、現世に福を受けることよりも後世の幸福を重んじていることを知らないのか?御書を読めば、日蓮は現世よりも後世を重視すべきであると再三説かれているではないか。
現世は朝露や電光の如く儚く、夢のまた夢のようであると言われる。
現世に財物を蓄えて美食や色情に耽ったとしても、その楽しみは一瞬にして過ぎ去る。
その百年にも満たない一瞬の幸せだけを追い求めて、来世で三悪道(地獄・餓鬼・畜生)を永遠に流転する苦しみを顧みないのは、本当の愚か者といえる。
創価は現世の利益を充実させることばかり追い求めて、後世の利益を顧みない時点で日蓮の教えに背いている。
後生なんかどうでもいいと考えているのか?
恐れても恐るべきは後世、慎みても慎むべきは来世也
『聖愚問答抄』
創価は日蓮の教えを守っているように見えて、その実は背いているのである。
地獄の人間を増やして勝利勝利と喧伝するのは、かえって自らの大敗北を招いているのだ。
さっさとその邪悪な教義を捨てて、純粋に日蓮の教えに従え。
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