四箇格言

念仏無間

念仏は無間地獄に堕ちること(6)

法華浄土問答鈔 文永九年(1272年.正・17)<図略>弁成の立つ。我が身叶ひ難きが故に且く聖道の行の捨閉閣抛し浄土に帰し、浄土の往生して法華を聞いて無生を悟るを得る也。  日蓮難じて云く 我が身叶ひ難ければ穢土に於て法華経等・教主釈尊等を...
真言亡国

真言は国を亡ぼす悪法(5)

真言見聞 文永九年問ふ 真言亡国とは、証文何れの経論に出でたる耶。  答ふ 法華誹謗、正法向背の故也。  問ふ 亡国の証文、之無くば、云何に信ずべき耶。  答ふ 謗法之段は勿論なる歟。若し謗法ならば亡国・堕獄、疑ひ無し。凡そ謗法とは、謗仏謗...
真言亡国

真言は国を亡ぼす悪法(4)

真言天台勝劣事 文永七年問ふ 何なる経論に依て真言宗を立つる耶。  答ふ 大日経・金剛頂経・蘇悉地経、並びに菩提心論。此の三経一論に依て真言宗を立つる也。  問ふ 大日経と法華経と何れか勝れたる耶。  答ふ 法華経は或は七重、或は八重の勝也...
念仏無間

念仏は無間地獄に堕ちること(5)

当世念仏者無間地獄事 文永元年安房国長狭郡東条花房の郷、蓮華寺に於て、浄円房に対して、日蓮阿闍梨、之を註す。文永元年甲子九月二十二日。 問て云く 当世の念仏者、無間地獄と云ふ事。其の故、如何。  答て云く 法然之選択に就いて云ふ也。  問て...
念仏無間

念仏は無間地獄に堕ちること(4)

題目弥陀名号勝劣事 文永元年南無妙法蓮華経と申す事は唱へがたく、南無阿弥陀仏、南無薬師如来なんど申す事は唱へやすく、又文字の数の程も大旨は同じけれども、功徳の勝劣は遥かに替わりて候也。  天竺の習ひ、仏出世の前には二天三仙の名号を唱へて天を...
四箇格言

四箇格言まとめ

問うて云く 日蓮聖人の御義は何様に立てられて候ぞや。 答えて云く 惣じて法華已然の諸経を読み持つ人は無間地獄に堕つと申す。(※1)別しては念仏は無間獄。真言は亡国。禅は天魔の法門なり。凡そ天台宗(法華宗)の外は皆魔の眷属なり云云。 問うて云...
真言亡国

真言は国を亡ぼす悪法(3)

善無畏鈔 文永三年(1266)善無畏三蔵は月氏烏萇奈国の仏種王の太子也。七歳にして即位。十三にして国を兄〈このかみ〉に譲り、出家遁世し、五天竺を修行して、五乗の道を極め、三学を兼ね給ひき。達磨掬多と申す聖人に値ひ奉りて真言の諸印契一時に頓受...
真言亡国

真言は国を亡ぼす悪法(2)

曾谷入道殿御書 文永十一年(1274/11/20)自界叛逆難・他国侵逼難すでにあひ候ひ了んぬ。これをもつてをもうに、_多有他方怨賊侵掠国内人民諸受苦悩土地無有所楽之処と申す経文合ひぬと覚え候。当時壱岐・対馬の土民の如くに成り候はんずる也。是...
念仏無間

念仏は無間地獄に堕ちること(3)

問うて云く 念仏無間獄とは何なる経に見えたるぞや。答えて云く 念仏往生とは何れの経に見えて候ぞや。答えて云く 浄土の三部経にて説きて候なり。問うて云く 三部経は法華より前歟、後歟。若し前に説きて候わば、法華経の方便にて未顕真実の経にてそら事...
禅天魔

禅宗は天魔の所為(2)

禅宗天魔波旬説〔禅宗は天魔波旬の説〕と云云。此れ又日蓮が私の言に非ず。教外別伝と云云。仏の遺言に云く_我経之外有正法者天魔説也〔我が経の外に正法有りといはば天魔の説なり〕云云。教外別伝之言、豈に此の科を脱れんや。『行敏訴状御会通』禅宗と申し...