唱題(南無妙法蓮華経)の意義について(5)

四条金吾殿御返事(四条第十九書)     建治三年。五十六歳作。

法華経本迹相対して論ずるに、迹門は尚始成正覚の旨を明す。故にいまだ留難かかれり。本門はかかる留難を去りたり。然と雖も題目の五字に相対する時は末法の機にかなはざる法なり。真実一切衆生色心の留難を止むる秘術は、唯南無妙法蓮華経なり

日蓮
  四条金吾殿 御返事
                    

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