仏教学者を警戒せよ（二）

仏教は人の心の病を治す薬である。しかし、その薬を素直に飲ませればいいものを、何かしら言い掛かりをつけて飲ませない、或いは毒を混ぜて飲ませようとする者がいる。
これは、昔からある経典の言葉を素直にそのまま信じればよいものを、信憑性や出所を改めて問いただし、異説を唱えて、経典の信心を失わせて、読誦を停止させることを意味する。或いは言葉を変えて読ませようとしたり、時代遅れで日本人には不必要な原始（小乗）仏教を教え込んだりすることを意味する。

日本人には大乗が最適であるのに、それを今になって否定し、役立たずで、時代遅れの、用無しの小乗仏教を持ち込む。大乗を貶す仏教学者は最悪だ。仏教を破壊していることに自ら気づいていないのか？或いは確信的に最初から破壊することが目的か？
言っておくが、衆生の成仏は大乗の教えでなければできない。小乗経に成仏の教えはあるか？大乗の存在を否定するなら、衆生の成仏の道を塞ぐことになる。故に誹謗大乗は最も重い罪なのである。
大乗こそ釈迦の本意の教えである。そもそも、小乗というのは外道の常楽我浄の理を破らんがための入門の教えに留まる。それを釈迦の本意と思い込み、本物の教え（大乗）を否定するのは、上下顛倒した誤解も甚だしい。誹謗大乗の罪を全く怖れず、後世の苦報を顧みず、日本人の成仏の道を破壊する仏教学者は国賊である。その罪を悔やまない者は万死に値する。

結論。今の時代、今の日本人にはサンスクリット語、パーリ語の経典は必要無く、小乗教（原始仏教）や般若心経、念仏の教えは役に立たない。ただ一乗法華経の題目を持って、このような破法者を折伏することだ。